こんなのも、こんなのも、こんなのも!
流木に乗って、流れ藻に乗ってやって着ました。
この季節になると次から次から魚が流れ着きます。
見たことない魚も流れ着きます。

この魚たちどこからやってきたのだろう?
四国か?九州か?奄美か?沖縄か?フィリピンか?
その海で卵の状態、または稚魚の状態で黒潮に乗ってしまう。
これはタンポポの帆が風に乗るように
自分の種を遠くへ運ぶために黒潮を使う。
生魚もなんらかの形で乗るのだと思います。
例えば南国の嵐とかで。

黒潮に乗ってしまった魚はしがみつく場所を探す
いつも伊豆で見る魚が捕食者が来ると岩に隠れますね
同じように黒潮でも何かにしがみつく
これが流木や流れ藻です。

長旅だったのだろう、、、
黒潮は時速3〜6キロ
沖縄からはおおよそ10日で伊豆へたどり着く計算
フィリピンからだと20日ぐらいでしょうか。
流木にしがみつきなんとか捕食者からの攻撃を逃れながら、、、
この間も生命の危機はたくさんあったのだと思うのです。

黒潮に乗り北上
分岐流で駿河湾へ
そして北東風で川奈の湾内へ
たまったまたどり着いたこの海で生活を始める

流木から川奈の海に乗り移る瞬間も
何度か遭遇しました。
この瞬間って魚にとったらすごいことでしょうね。
遠く南の海からこの伊豆へたどり着く瞬間です。

海は繋がっている
生き物の多様性を黒潮が、流木が、流れ藻が作っている。

ロマンだな〜〜
そんなこれからの伊豆の海なのでした^^)

黒潮の中で魚がどうしてるかはまだまだわからないことだらけです。
izumiが長年考え続けた結果こうなのだと思うのです。

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